近年、局所的に頻発する集中豪雨や 40℃を超える猛暑に地球環境が変わってきていると感じる方も多いのではないでしょうか。化石燃料の大量消費に原因があると考えられる地球温暖化は人類の将来の存続にも関わる問題であり、解決には人類の英知と決断を必要としています。
社会の経済活動により排出される様々な汚染物質に対しては、適切な対応や対策を取ることで環境影響を少なくすることが求められます。1960-70年代に顕在化した公害問題は、国民の強い危機意識のもと環境改善につながるさまざまな施策が実施されました。
当協会は 1970 年に前身の九州水質分析研究会として設立して以来、広範囲な環境問題の解決に取り組み、多様な社会の要望に応えてきました。今後も、水質汚染、大気汚染などの環境問題、生物・生態系への影響、廃棄物の処理や放射能問題など身近な環境問題の解決に向けて最新の技術を駆使して取り組んでいきます。
グローバルな地球環境問題である酸性雨やオゾン層破壊については脱硫装置や代替フロンガスの導入が問題解決の後押しをしているようですが、地球温暖化は日々私たちが利用しているエネルギーに関わる環境問題であるため、本質的な解決としては温暖化物質を放出しないエネルギー源への転換が必要です。太陽光や風力発電はまだまだ力不足で現状のエネルギー源を利用しながら飛躍的な新技術の開発が求められます。各家庭の温暖化物質発生量は少ないものの、全員で省エネに取組めば「ちりも積もれば山となる」と期待されます。当協会は公益活動として地球温暖化防止に関する啓発活動や地球温暖化対策の推進を積極的に行っています。
一般財団法人九州環境管理協会、「九環協」は、「地球を知り、未来につなぐ」をスローガンに地域住民の健康と生活を守り、社会の持続的発展に貢献していきたいと考えています。
更新日:2019年3月1日
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